退職お祝いを贈る時期
定年退職のお祝いを贈る場合、退職日の日程が決まりましたら1周間~2周間までの間に贈ると良いでしょう。依願退職など、定年とは異なる場合、有給休暇をまとめて取得される方もいらっしゃいます。定年の場合は、最後の勤め日も職場や部課内で発表されていることが多いと思いますので、同僚・有志で歓送会・送別会を催して、その際にお祝いの贈り物をされると良いでしょう。
直属の上司や先輩、恩師にあたる方には、お世話になっていた感謝の気持ちをこめて、個的に贈り物をしても構いません。その場合は、他の職員や同僚の目を避けましょう。贈り物を用意していない同僚などが気まずい思いをさせないよう、タイミングを見計らってお渡ししましょう。
定年時期がもっとも多いのは3月。プレゼントや贈り物の用意、歓送会の準備などはお店も混み合います。予約はお早めにしておくことをおすすめします。
※当店「御祝屋」の退職祝いプレゼントは翌日発送可(即日発送について詳しくはこちら)
退職祝いの熨斗(のし)は?
定年退職の表書き
退職祝いの贈り物には、のしをお掛けして渡して構いません。
水引は紅白の花結び(蝶結び)が基本でです。
最近では、「感謝」「御礼」が主流となっており、他にも「御引退御祝」「御定年御祝」「御祝」などの表書きが使われます。 「御餞別」を書かれる方もいらっしゃいますが「餞別」はマナー違反です。
また、「御祝」では、退職する人が職場からいなくなることを喜んでいると受け取られることがあるので、感謝の気持ちをあらわす「感謝」や「御礼」が主流となっています。
のしの名前の書き方
名前は、職場や同僚、複数人からプレゼントする際は、”○○一同”と書きましょう。三名以下で個人の名前をそれぞれ書く際には、目上の人を右から書いていきましょう。順番に悩んだときには、「○○一同」という書き方がおすすめです。
表書きの注意点
表書きに「御勇退記念(ごゆうたいきねん)」と書かれる方がいらっしゃいますが、定年退職でこれは間違いです。「御勇退記念」は、自分の意志で退職する方への贈り物に使用します。自らの意志で勇退した訳ではない方へは、間違いとなりますのでご注意ください。この書き方の場合は、「御引退記念(ごいんたいきねん)」が定年退職の書き方となります。
退職・退官・退任の違いについて等、のしのマナーについて詳しくは「のしのマナー」
退職祝いに喜ばれているプレゼント
退職のお祝いを贈る際は、ほとんどが職場や送別会の席かと思います。
また、多くの方が65歳~となりますので、まだまだお若く現役の方がほとんどです。そういった背景から、第二の人生の門出を祝う意味が強いため、これからの時間に役に立ちそうであったり、ゆっくりと楽しめる物などが喜ばれています。
お酒が好きな方へのお祝いには、日本酒やワインが人気です。
当店では、入社した年の新聞、それも日付まで指定してお酒と一緒にお届けするサービスがございます。ボトルのラベルにお相手の名前や、贈る言葉、感謝のメッセージも入れられる、名入れサービスが人気です。
退職のお祝いにおすすめのアイテム
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【退職のお祝いに】入社日の新聞付き名入れ日本酒1800ml≪緑樹≫【純米大吟醸】¥18,000(税込)
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【退職祝いに贈る】入社日の新聞付き名入れ漢字ワイン750ml≪粋≫【赤/白ワイン】¥10,000(税込)
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お酒が飲めない方への贈り物はしそドリンクのプレゼント【紫蘇GOLD】720ml¥11,000(税込)
直接郵送や宅配便でない場合、持ち帰る際の重さまで気を使いましょう。
大きなお花や重たいものは、渡した後でいったん預かり、後日郵送まですると完璧です。
退職祝いのNGギフト
お祝いに贈る品物でも退職祝いに相応しくないNG商品も中にはございます。
・靴、下着、敷物
上司の方への贈り物では、靴下や靴、室内履き、下着類など、踏んだり、敷いたりするものは避けましょう。これは退職のお祝いでなくとも、上司へのプレゼントには不向きです。「あなたを踏んでいく」「下に見ている」というメッセージを含んでいますので、一般的なマナーとして避けておきましょう。
・文房具、かばん
上司の方への贈り物では、靴下や靴、室内履き、下着類など、踏んだり、敷いたりするものは避けましょう。これは退職のお祝いでなくとも、上司へのプレゼントには不向きです。「あなたを踏んでいく」「下に見ている」というメッセージを含んでいますので、一般的なマナーとして避けておきましょう。
・ハンカチ
ハンカチは漢字で「手巾(てぎれ)」と書き、手ぎれ→手切れ、縁切れと結びつくとされているため、退職祝いのプレゼントには相応しくありません。他にも、髪を梳かす「くし」などは、苦死とも連想できるので、贈り物には相応しくありません。このような語呂や縁起は、年配の方は気にされます。
・日本茶
日本茶など、弔事の際の贈り物として使われることが多いものも避けておくべきでしょう。
・現金
もしかしたら嬉しい人も多い現金ですが、お金は「今後の足しに使ってください」といった意味が込められていますので、目上の人へのプレゼントには向きません。その場合は、商品券やカタログギフトなどに代えて贈るようにしましょう。